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従来工法(支保工) |
エアードーム工法 |
施工法 |
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型枠及び支保工に膨大な量の資材と熟練した鳶工や大工を必要とする。 |
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型枠及び支保工を必要としないので作業の流れがスムーズとなる。 |
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熟練工を必要とせず労働力の大幅な削減となる。 |
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膜材がそのままドーム裏面の防食層となり防食塗装工事を必要としない。 |
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安全性 |
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型枠及び支保工の組立、解体作業やドーム裏面の防食塗装工事は高所作業となり大きな危険が伴う。そのため作業床の設置や開口部からの墜落防止設備等に多大な配慮を必要とする。
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型枠及び支保工の組立、解体作業やドーム裏面の防食塗装工事を必要としないので作業のための安全設備が減少できる。 |
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防蝕性及び耐久性 |
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残留塩素ガスに対するコンクリートドーム裏面の保護としてエポキシ樹脂等のライニング塗装が一般的で現場施工となるのでコンクリートの乾燥度や塗膜厚等の施工管理、品質管理が難しい。 |
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経年変化によるひび割れや剥離等の劣化が生じるため定期点検や補修工事などのメンテナンスを必要とする。 |
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膜材そのものに浄化施設で配管材等に用いられている軟質塩ビ樹脂がコーティングされているので防食性及び耐久性に優れている。 |
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膜材は接着剤やアンカーピン、タブなどによりドームと一体化されている。 |
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経済性 |
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タンクの容量とプロポーションによっては工事費が安くなる場合もあるが、ライフサイクルコストでは割高となる。 |
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タンクのプロポーションにもよるが一般的にはタンクの容量が大きくなればなるほど経済的となる。 |
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ライフサイクルコストを低減できる。 |
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施工状況 |
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